50代女性、甲状腺がんの疑いで手術。病理検査で悪性腫瘍ではなかった時のコウケントー光線治療。

50代女性、甲状腺がんの疑いで手術。病理検査で悪性腫瘍ではなかった時のコウケントー光線治療。

結果は悪性腫瘍ではなく、良性腫瘍で結構な大きさの腫瘍が取れたようで、その腫瘍を病理検査にかけて悪性ではないと診断されました。腫瘍を丸ごと取り除く際に、念のために1か所だけリンパ節廓清しました。

術後の出血や浸出液などの排泄のために頚部の下あたりにドレーンを入れて3日間は安静。咳を絶対にしないでください。咳をしたら再手術になりますよと言われたそうです。

3日目には患部の抜糸、ドレーンを取り、5日目に退院。その1週間後にたんぽぽ光線に来院されました。

今回のコウケントー光線治療の目的は、傷口を出来るだけ目立たせないように薄くしたい事と、健康維持に努めたいとのことです。

癌術後のケアではないので、1000番は使う必要はありません。3001-5000番、3000-5000番、3002-5000番など一般的なカーボンで十分です。

ただあえて言うなら、傷口は3001-3002番を使った方がいいです。

たんぽぽ光線は、まず上向きで左右咽喉部と両足裏部の3か所を3同時台光線で15分間照射。

次に横向きで両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部・傷口の6か所を6台同時光線照射30分間。

入院中はベッドの上でずっと安静にしていて肩コリがひどいと言うので、軽く全身マッサージをして終わり。

しばらくの間は、こんな感じで週1回の光線治療を行っていきます。

※傷痕はワセリンを薄く塗ってから光線照射をします。15分くらいから始めて少しずつ光線照射時間を増やした方が傷痕は目立ちにくくなります。最終的には1回の光線照射時間を40分くらい当てるといいでしょう。

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