顔面部に帯状疱疹を発症してすぐに病院を受診し、お薬を7日分処方されて服用したそうですが、それでは治り切らず、今度はブロック注射を行う予定だそうです。
ブロック注射と併用してコウケントー光線治療はいいですかというお問い合わせです。
帯状疱疹を発症してすぐにお薬を服用されるとほとんどの方は治るそうですが、2割~3割の方は治り切らずにブロック注射などさらに別の病院治療を受けることがあるようです。
光線療法の世界では、帯状疱疹を発症したら病院治療と併用してその日からコウケントー光線治療を行います。
免疫力の低下や疲労の蓄積などが原因のため、出来れば両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部の基本照射を行ってから、患部(今回は顔面部)の光線照射を行います。
帯状疱疹後神経痛だけなら3001-4008番(または3001-5000番)でいいと思います。
帯状疱疹後神経痛に皮膚のただれなどがある場合は3001-3002番を使うといいでしょう。
帯状疱疹のある部位が、お腹・背中・太もも・胸など大きな範囲であれば集光器なしで照射します。
帯状疱疹のある部位が、顔面部・頭部など小さな範囲であれば1号または2号集光器を必ず使って照射します。
1日2回~3回を治るまで毎日当ててくださいね。良くなってからさらに1か月当てることをおススメします。