酒さ様皮膚炎のコウケントー光線治療方法

酒さ様皮膚炎のコウケントー光線治療方法

長くステロイド薬を使用していると、肌が荒れてブツブツが出来てしまいます。

酒さ様皮膚炎と言いますが、皮膚科で塗り薬をもらいながら、併用してコウケントー光線治療を行いましょう。

但し、一度ステロイド薬を長く使っていた肌は、そう簡単には普通の肌には戻りません。

ここでは、少しでも健康的な肌に戻るようにコウケントー光線治療も併用することをおススメしています。

お顔に酒さ様皮膚炎があっても光線治療は、基本照射を中心に行いましょう。

治療用カーボンは、3001-3002番を使って全身照射をします。

始めは両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部の基本照射を20分~40分。

次に顔面部を集光器なしで50cm離して5分照射してから、1号集光器または2号集光器でさらに気になる部分の顔面部を5分間照射。

朝、昼、晩と3回の洗顔を行い、皮膚の汚れ、脂質などを洗い流してサッパリさせましょう。

洗顔後は肌の状態に合わせて保湿を行います。※酒さ様皮膚炎の場合はワセリンは保湿に向いていません。

酒さ様皮膚炎のコウケントー光線治療は増悪と寛解を繰り返しますので、3年、4年、5年と本当に気が遠くなるくらい根気が必要ですが、少しずつ肌の状態が良くなっていきます。

※酒さ様皮膚炎、アトピー性皮膚炎は患部(顔面部・膝裏・肘裏など)の光線照射よりも全身光線を基本にして当ててください。

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