皆さん知っていますか?コウケントー光線治療の照射部位。後頭部と頸椎下部の違い。

皆さん知っていますか?コウケントー光線治療の照射部位。後頭部と頸椎下部の違い。

コウケントー光線治療をされている方なら誰でも知っている「後頭部」。基本照射部位の大切な1つです。

この「後頭部」は、脳神経12個のうちの1つである迷走神経があります。迷走神経っていうのは、副交感神経の1つです。

後頭部を光線照射すると、身体やこころの緊張がほぐれてリラックスします。実際、たんぽぽの臨床現場では患者さんに後頭部を当てると気持ちがいいと言われます。

後頭部は交感神経を副交感神経に切り替えるスイッチなんです。血管が拡張して血流が良くなり、代謝や体温が上がって、胃腸の働きが活発になる、食欲が湧く、睡眠の質を良くする、至れり尽くせりの部位です。

後頭部っていうのは、体全体に光線効果を作用させる時に当てる部位です。

ではでは、頸椎下部は?

この頸椎下部は、頚椎症、頸椎ヘルニア、頚部脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症や黄色靭帯骨化症などの病気で当てる部位です。

そうそう、肩こりからの首こりの時にも当てます。

頸椎下部は骨または靭帯そのものを良くしたい時に当てる部位です。もちろん、頸椎周辺の筋肉のこわばりも取ってくれます。

後頭部の照射部位はここ⇩

頸椎下部の照射部位はここ⇩

※実践的な光線治療では、後頭部と頸椎下部の両方を当てるようにしています。後頭部を5分当ててから、下にずらして頸椎下部を5分当るといいでしょう。

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