ワンちゃんですが、老犬(14歳)で足腰の衰えがあり、散歩に出かけてもすぐに歩くのを嫌がり、途中から抱っこしています。歩き方も足を引きずるような感じです。
動物病院も定期的に受診していて、足や腰の骨の変形と言われています。背骨も少し曲がっている感じがします。
コウケントー光線治療はどのようにすればいいですか。
犬猫の足腰の衰えに対するコウケントー光線治療は、出来るだけ多く、長く光線照射を行うことが必要です。
本来、動物は日向ぼっこをして自分自身で体調を管理していますが、家の中にいると日の当たる場所がなく、体調管理ができず、日光浴による骨の生成や筋力の維持や内臓機能維持が出来にくくなっています。
人も動物もしっかりと日光浴をしないと、本来の正常な心身の発育が出来ず、体調不良を引き起こしてしまいます。
※たんぽぽの患者さんの猫ちゃんは、小さい頃からずっと光線を当てているおかげで、13年経っても病気知らずの健康優良児さんが見えます。
こういう時は、どのカーボンでもいいのですが、出来れば1000-5000番(光と熱が多い組み合わせ)を使って、お腹全体や背中全体を集光器なし、または1号集光器で光線照射して後ろ足は前後に大きく照射するといいと思います。
光線照射時間ですが、皆さん街中で見かけることがあるでしょう、日向ぼっこしてゴロゴロしている猫ちゃん。ずっとジーッとして体を休ませていますよね。本来は照射時間が何分なんてないんです。本人がもう十分に日光浴したとその場を離れるまで当てていいですよ。ただし、病気の療養で光線照射を行う場合は、1か所15分~30分として、適宜延長照射します。