子宮筋腫のコウケントー光線治療だけでは小さくすることは難しいです。

子宮筋腫のコウケントー光線治療だけでは小さくすることは難しいです。

子宮筋腫で経過観察中、または将来的に筋腫の部分だけを切除または子宮全摘手術のいずれの場合においても、コウケントー光線治療を受けれる患者さんが数名います。

子宮筋腫はコウケントー光線治療だけで小さく出来るかと言いますと、臨床現場ではなかなか難しいです。

病院治療と併用して、行うことが望ましいです。

年齢的に閉経が近づいている場合は、経過観察で自然に子宮筋腫が小さくなり、消えることを期待できますが、年齢が20代~40代であれば、ホルモンの関係上、自然に小さくなることがまだ期待できない為、偽閉経治療などで小さくする、または小さくしてから手術をすることが考えられます。

たんぽぽの子宮筋腫の患者さんは、手術後のお腹周りの腫れ、痛み、下半身のリンパ浮腫など予後を良好にするためにコウケントー光線治療を受けています。

女性疾患で手術後に、通常の生活に戻るまでに1か月間療養していた方など、何かと術後の回復には時間がかかる場合がありますので、コウケントー光線治療を受けていると、そういった術後の予後が非常に良いです。

子宮筋腫のコウケントー光線治療は、治療用カーボン3001-4008番、1000-3001番、場合によって1000-4008番を使います。

照射部位は、全身治療として、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部を合計40分~1時間照射。

次に患部照射は、左右下腹部(1号集光器)、臀部、場合によって会陰部に照射します。

将来的に手術を受ける予定の方は、相当に余裕を持って半年前くらいから光線治療に取り組んでおくと術後の回復が驚くほどに良い場合が多いです。

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