冬の寒い時期になると自宅でもコウケントー光線治療を積極的に行う機会が少なくなります。
そういう場合は、体幹に光線照射するのではなく、四肢や頚部であれば服やパジャマなどを着た状態でもコウケントー光線治療を行いやすく、基礎体力が付けて抗病力を強化できる部位を紹介します。
基礎体力を付けて風邪、コロナ、インフルなどの感染症予防になる抗病力を強化する部位は、「両足裏部」「両足首部」「両膝部」「両膝裏部」「左右咽喉部」「後頭部」などです。
両足裏部、両足首部、両膝部、両膝裏部ならどれだけでも当てていいでしょう。
後頭部や左右咽喉部など首回りは、冬の時期は肌が乾燥傾向にある為、薄くワセリンやジェルなどを塗ってから5分~15分程度当てるといいでしょう。
身体のどこかに光線照射を行うことで、
①血流を良くして代謝を高めて体温を36・6℃以上に体温調節作用を作動させる。
②ビタミンD3をいっぱい作れば免疫細胞が活性化して感染しにくくなる。またビタミンD3を受け入れる受容体はすべての細胞(脳の細胞、肝臓の細胞、心臓の細胞、胃腸の細胞、目の細胞などすべて)にあるため、ビタミンD3が多いほど体全体が活性化する。
③ビタミンD3だけでなく、光線照射によってカテリジン(←強力な天然の抗生物質)も体内で作られるため、細菌やウイルスなどが侵入してもやっつけます。
寒い時期であっても、足裏だけでもいいので当てるようにしましょう。
※余談ですが、たんぽぽは毎朝、治療院に6時頃に来て両足裏部と喉の正面と左右咽喉部(頭の向きを変えながら)の4か所を2台の光線器で60分間当てています。※全身光線は毎週水・金。