交通事故による脳挫傷。退院後のコウケントー光線治療
A・Kさん60歳女性、交通事故により、前頭葉挫傷、頭部骨折で約3ヵ月間の入院とリハビリ。
退院後、頭痛、ふらつき、吐き気、眼が二重に見えるなどの後遺症が残りました。
自宅に光線治療器があるものの、自分では光線治療ができないとご主人とたんぽぽへ来院。
こういうケースでは、しばらくは照射時間と照射部位を限定的にして様子を見ます。
治療用カーボンは3001-5000番を始めに使い、両足裏部・両足首部・両膝部を各10分間照射、後頭部と左右咽喉部を各5分間照射に留めます。
10回目あたりから、前頭部(2号集光器)、左右こめかみ部(2号集光器)、腰部を追加照射。各10分間照射。
治療回数30回目くらいから、頭痛、ふらつき、吐き気はなくなり、眼が二重に見える症状は、治療用カーボン3002-5000番を使って、左右咽喉部・左右こめかみ部・前頭部・眼部に照射。
治療回数50回目、眼が二重に見える症状は軽くあるものの、日常生活は普通に送れている。
現在は、自宅治療と通院治療(月に1回~2回)を継続中。