就学前の子どもさんは肌が弱く、敏感で乾燥しやすいので、ワセリンを薄く塗ってから当てます。
1号集光器(体幹を当てる時)を使って当てる時の照射距離は60㎝~1mくらいです。
2号集光器(お顔・首・肘裏・膝裏)を使って当てる時の照射距離は60㎝~80㎝くらいです。
照射時間は1か所5分間~10分間で十分です。
1日に当てる部位数は1か所~3か所にしましょう。
カーボンの組み合わせですが、アトピー性皮膚炎は3001‐3002番、または3000‐3002番とありますが、小さなお子さんの場合は、3001‐3002番で対応しましょう。
3000‐3002番は肌に刺激が強いかもしれません。
コウケントー光線療法は毎日行ってください。
習慣にするためには、決まった時間に行うといいでしょう。例えばお風呂の前や後、寝る前、テレビを観ている時など。
塗り薬は少しずつ減らしていけるようにしましょう。
最後に、コウケントー光線療法を始めると必ず一時的に肌の痒み、炎症、患部の範囲が広がるなどの症状が出ますが、そのまま継続してください。大丈夫ですから。