皆さんは定期的に送られてくる光線研究紙や光線研究所発行の本を見て、照射時間は5分、10分と書いてあるのを見たことがあると思います。
実際の臨床現場では、5分、10分以上当てることはよくあります。
例えば、捻挫、打撲、やけどなどの場合は長く照射する必要があります。
この場合、集光器を使って当てたい部位だけをピンポイントで当てます。
集光器を使ってピンポイントで当てることで体の余分なところに光と熱が当たらず、陽性反応を抑える効果があり、長い照射が可能になります⇩
または、弱いカーボン(光と熱が弱い)を使って照射距離を十分に取って集光器なしで当てることもあります⇩
寒い時期になるとピンポイント照射ではなかなか温まりにくく、体が冷えることもあるので、あえて集光器を使わずに大きく当てる、じっくりと当てることもあります。
光と熱が弱いカーボンは、
3001-3001番、3002-3002番、3001-5000番です。