今年も早くに夏が到来して、クーラーが欠かせない日が多くなりました。クーラー病による「冷え」のコウケントー光線治療方法を教えて欲しいとたんぽぽの患者様やお問い合わせがありますのでシェアしたいと思います。
まず、クーラーでお腹が緩んで下痢をする、のどの痛みで咳をする、頭痛や肩こりがひどい、手足がしびれるなどの症状を訴える方が多いですね。
これらの症状は出てもおかしくはないし、当たり前なんです。
体には防御反応・防衛反応というものがあって、優先的に守らなければいけないものと、二の次のものに分けられます。
クーラーによる身体の慢性的な芯の冷えは、血流を悪くします。悪くなった血流の中で優先的に血液を送る部位は、「脳」・「心臓」・「肺」・「肝臓」です。
二の次に血液を送る部位は、「胃腸」・「腎臓」・「粘膜」・「筋肉」・「末梢神経」などです。
・胃腸の血行障害は、下痢や腹痛に繋がります。
・腎臓の血流障害は、日中の尿の出を悪くして足がむくみます。
・粘膜の血行障害は、のどの粘膜の潤いがなくなり、のどの痛みと咳を誘発します。
・筋肉の血行障害は、頭痛・肩こり・腰痛、さらに足がつるなどの症状を引き起こします。
・末梢神経の血流障害は、手足のしびれを起こします。
そう考えると、クーラー病による症状改善のコウケントー光線治療方法は、
・両足裏部(←全身の血流を良くする+足の冷えを改善する)
・腹部(←胃腸の血流を良くする)
・腰部(←腎臓の血流を良くする)
・後頭部または左右咽喉部(←頭痛や肩こり、のどの粘膜の血流を良くする)
の4ヵ所は最低限押さえておきたい照射部位になります。
※冷え改善の光線照射時間は、1ヵ所20分~40分です。体調を見ながら照射時間を決めてください。
※コウケントーカーボンは、3001-5000番、3002-5000番、3000-5000番などを使用します。