やけどのコウケントー光線治療。光線照射中にピリピリと痛みますが大丈夫ですか。

やけどのコウケントー光線治療。光線照射中にピリピリと痛みますが大丈夫ですか。

鍋をひっくり返してしまい、足裏部にやけどを負った44歳女性からのご質問です。

すぐに皮膚科に行って応急処置をしてもらい、病院の先生から消毒や処置をしに毎日皮膚科へ通うように言われました。

やけどの程度は1度ですが、ジンジンと痛みます。自宅に光線治療器が1台あるので、試しに足裏部に3001-4008番で40㎝くらい離して当てていたらピリピリと痛みを強くなってきました。

心配で止めたのですが、続けても大丈夫ですか。

火傷のコウケントー光線治療は、程度にもよりますが、軽症で狭い範囲であればその日からコウケントー光線治療を併用していきます。

火傷のコウケントーカーボン組み合わせは、3001-3002番・3001-3001番・3001-5000番です。

お問い合わせを頂いた方は、自宅に3001-4008番があったので、その組み合わせで火傷の部分に光線照射をされましたが、問題はありません。

通常、両足裏部は集光器を使わずに光線照射する部位ですが、両足裏部を火傷した場合は、1号集光器を使います。

1号集光器の先から患部まで50~60cmくらい離して照射します。ご質問にありましたが、光線照射中にピリピリ、ジンジンと痛みが必ず出ます。

しかし、照射距離を十分に取って光線照射をする分には、痛みが出てきても30分~60分と当てても大丈夫です。逆に痛みが治まってくることが多いです。

1日2回~3回と当ててもいいですし、1回の照射時間を60分~90分にしてもいいです。良く当てているうちに、数日後には薄皮は出来てきて、皮膚が再生されてきます。

やけどの瘢痕を残さずに綺麗な肌になるまで、面倒でも1か月~2か月は毎日光線照射を続けましょう。

もちろん、症状が改善していけば、光線照射時間は少しずつ短くしていきます。

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