お問い合わせのコウケントー光線治療。光線照射後に手が冷たくなったのはなぜ?

お問い合わせのコウケントー光線治療。光線照射後に手が冷たくなったのはなぜ?

たんぽぽに通われている方からお電話をもらいました。この方は、10年近くたんぽぽ光線に通われている方ですが、ご自身の病気やご主人の看病でしばらくの間、通院できませんでした。

久しぶりのたんぽぽ光線を当てて、とても気持ち良かったと喜んで帰られたのですが、次の日です。

お電話で「たんぽぽ先生、昨日はポカポカ気持ち良かったのですが、今朝起きたら手が異常に冷たくなっているんです」と言われました。

その方は、ご自宅にコウケントー光線治療器をお持ちなので、「手だけ30分ほど当てて見てください」と言って電話を切りました。

その1時間後に再び電話があり、手の冷えが取れましたと報告してくれました。

体ってその時々で変化しますから、光線を当てるとその変化が良く分かります。

今回の光線照射後の手の冷えですが、自律神経の交感神経が過敏に反応してしまったのでしょう。

ご自身の病気やご主人の看病で、病後の虚弱や強いストレスや疲労の蓄積などがあると、光線照射後にしばらくの間は交感神経が優位になることがあります。

これは、弱っている体に光線が当たると覚醒して活性化して、何とか体を元気にしようとする自然な反応です。

交感神経が優位になることで、血管が収縮して血流が悪くなり手が冷えますし、覚醒して寝付けないこともありますし、おしっこが出にくくなったり、また排便が2~3日ない時もあります。

でも安心してください。大丈夫ですから、光線照射は毎日続けましょう。時に症状の出た部位、例えば手は冷たくなったなら手を当てる、寝付けなかったら午前中に足の裏を十分に当てる、おしっこや排便が出にくくなったら下腹部を温まるまで当てるようにしてください。

当て続けることで体が本来の健康な状態に戻ろうと努力しますから、自然に身を任せて、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部と基本照射を行いましょう。

優しい温かみを感じる照射距離(20cm~30cm)で当てますと、副交感神経が優位になりますから、血管が拡張し手足や下腹部の血流が良くなり、寝付きも良くなります。

光線療法は、肌や血管や筋肉や内臓だけでなく、自律神経にも作用して改善することを覚えておいてください。

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