自己免疫病と可視総合光線療法

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光線研究 第546号
関節リウマチ・強皮症 70歳 女性
症状の経過
53歳頃から、関節リウマチ・強皮症のためプレドニン2.5㎎などを服用していた。
足の冷え、肩こりなども強く、薬剤ではよくならず、55歳時、姉の紹介で光線研究所附属診療所を受診。
光線治療
治療用カーボン3001-3002番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部を各10分間、腹部・腰部・後頭部・左右咽喉部を各5分間、両手指各10分間、手首なども適宜各5~10分間照射。
治療の経過
自宅で光線治療を行った。
治療初期は陽性反応が出た。
足の冷えやむくみは治療1年半頃から改善がみられ、治療2年でむくみはなくなった。
その後は手のこわばりが減り、肘の曲がりも良くなった。
治療3年で足の指やかかとの痛みが軽減し歩行が楽になった。
治療5年で痛みは少なく、勤務をほぼ普通にこなせる状況になった。
治療7年後、ステロイドは続けていたが、痛みの強い時だけは鎮痛剤を服用した。
治療8年目にステロイドを中止した。
ステロイド中止後は光線治療により手指の腫れはなく、仕事を休まず何とか続けることができた。
その後リウマチによる大きな支障もなく治療15年後(70歳)の現在、足の魚の目が痛むので光線照射、とくに両足裏部・両足首部は各60分と長く照射している。
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