手の湿疹、異汗性湿疹(汗疱)の可視総合光線療法

光線研究 第535号
手湿疹 71歳 女性
55歳時、膝、腰痛のため友人の紹介で光線研究所附属診療所を受診し、光線治療を始めた。
60歳頃から手に湿疹がみられるようになり、皮膚科で主婦湿疹と診断され、塗り薬で治療を受けていたが再発を繰り返すため光線研究所附属診療所を再診した。
光線治療:治療用カーボンは、3002-3007番、3000-3002番、3001-3002番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部各10分間、腹部5分間、右手表裏各10~20分間の照射。
湿疹はワセリンを塗りながら自宅で光線治療を続けた。治療初期は痒み、ひび割れを繰り返しながら改善し、治療1カ月で完治した。
その後、湿疹は冬期に多少出ることはあったが、以前のように悪化することはなかった。71歳の現在、治療用カーボン3000-5000番を使用し、体調管理に光線治療を続けている。
異汗性湿疹 27歳 女性
小学校入学の頃からアトピー性皮膚炎があり、ステロイド薬をよく使っていた。喘息・扁桃炎・鼻づまりもあった。
高校の頃からアトピーは軽くなっていた。20歳時、ニキビを光線治療で治した。23歳時、手指に異汗性湿疹ができ、薬の使用は不安があったので、光線治療のため光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療:治療用カーボン3001-3002番、3000-3002番を使用し、両足裏部・両膝部・左右手指各10分間、腹部・腰部・後頭部各5分間照射。
自宅で光線治療を行った。照射1週間で痒みが少なくなり、3週間で手指の色がよくなってきた。その後、痒みが強くなる傾向があり、治療用カーボンを3000-3002番に変更した。
照射2カ月で湿疹の痒みはほぼ改善した。その後、暑い季節は痒みが強くなるので、その時期はできるだけ光線を照射した。
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