女性の尿失禁に対する可視総合光線療法

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光線研究 第433号
女性の尿失禁
無意識のうちに、或いは自分の意志に反して尿を漏らす
状態を尿失禁といいます。中年以降の女性で、せき、く
しゃみ、或いは体を動かすときなどに腹圧が加わると尿
が漏れることがあります。
女性の場合は排尿器官が構造的にも機能的にも弱い傾向
にあり、男性では発症し難い程度の腹圧で尿失禁がおこ
ってくることがあります。
この為に社会生活上で困っている方がかなり多いのでは
ないかと考えられます。
光線治療
治療した症例も少なく難治の傾向がありますが、治療
効果の認められるものもあるので光線治療を試みる価値
があると思われます。
治療用カーボン:1000-3001番、1000-3002番。
照射部位:両足裏部・両膝部・腰部・左右下腹部・左右
     咽喉部又は後頭部。左右臀部を追加してよい。
照射時間:各5~10分間。

カーボンの組み合わせは1000-3001番と1000-3002
番の組み合わせを1日おきに交互に照射を行う場合もあ
ります。
この治療を続けて症状が好転しても再び元の状態に戻った
り、或いは効果がなかなか現われ難い傾向があるので気長
に光線治療を行うことが望ましいと考えられます。
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