合併症をともなう妊娠・出産に可視総合光線療法①

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理論と治験 P273
前置胎盤をともなう妊娠 30歳 女性 初産
妊娠3ヵ月に入ったところで出血があり、入院検査で前置胎盤の診断を受けた。
このような状態での出産に不安を感じ、退院後より光線治療を始めた。
光線治療:3001-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両膝部を各10分間、
腰部・左右下腹部を各5分間、陰部を10分間、背正中部・後頭部を各5分間照射。

光線治療開始1ヵ月後の妊娠4か月検診の結果、胎盤は上方に上がっており、出血跡が血腫になっていた。
治療2ヵ月後の5か月検診で、胎盤の位置は普通よりも低いが出血もなく、前回みられた血腫は吸収されていた。
胎盤の不安がなくなり、つわりもひどくならず、予定日に自然分娩によって無事に女児を出産した。
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