乳ガン術後の転移に可視総合光線療法を併用

光線研究所発行 実践治療 報告集
定価2300円+税
乳ガンの右肺転移が3年で完治した
8年前、娘が42歳のときに、右胸にしこりが見つ
かり、検査の結果、乳ガンと診断されました。右乳
房全摘の手術を受け、そのときに腋窩リンパ節にも
ガンが発見され、抗ガン剤を服用しました。
1年後の検査で、ガンが肝臓に転移していることが
わかり、入院して再び抗ガン剤治療を受けたところ、
肝臓のガンがなくなりました。
しかし、3年前の検査で、右肺にも2mmのガンが見つ
かり、主治医から手術を勧められました。もうこれ以
上手術は受けたくないと、娘は手術を断りました。
そこで、ガンが大きくなったら手術を受けることを条
件に、定期的に検査を受けて経過を見ることになりま
した。
光線治療は、私が10年前から膝痛や腰痛に使用して
おります。私自身がとても元気になりましたので、娘
の治療もこれしか頼るものはないと思い、光線研究所
附属診療所に相談し、すぐに自宅での光線治療のアド
バイスをいただきました。
それから毎日、欠かさず光線治療を行いました。光線
研究所で、「からだを冷やさないこと、十分に睡眠を
とり、疲労を蓄積させないこと」とご注意があったので、
娘が「足が冷たく感じている」ときには、両足裏部・
両足首部・両膝部を十分に温まるまで照射し、毎晩早寝
を心がけさせました。
また、照射時間に上限はないとあったので、週に2回は、
できる限り指示された時間の倍の照射時間で治療を行い
ました。光線治療を始めてからはずっと体調のよい状態
が続いていましたが、ガンにはなかなか変化が現れませ
んでした。
最初の1年間は、腫瘍マーカーの値が少し下がったものの、
右肺のガンは2㎜のまま、大きさに変化はありませんでした
。主治医には光線治療の話をしませんでした。病院ではとく
に治療もしていないのにガンが大きくならないので、主治医
は不思議そうな顔をしていました。
1年半後の検査で、初めてガンが1.8㎜に縮小しました。この
調子ならガンは必ず消えると確信して、さらに光線治療を
続けました。
そして、3年目の検査では、ガンが完全に消えていました。
腫瘍マーカーの値も正常値になり、主治医からももう再発は
ないと言われました。あっという間の3年間でしたが、娘と
必死に光線治療を続けたお陰だと、心から感謝しています。
光線治療
治療用カーボン1000-4008番。
照射部位
両足裏部・両足首部・両膝部・右肩甲骨間部・右乳下部
を各10分間照射、背正中部・後頭部を各5分間照射。

PAGE TOP