よく質問を受ける陽性反応や炎症部分の光線照射について

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たんぽぽのくさかべです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
よくあるご質問に「陽性反応」があります。
今回は、陽性反応と光線療法の簡単なお話をさせていただきます。
陽性反応とは、光線照射により照射部位に痛みが出たり、動悸や頭痛、だるさ等を感じることを言います。
冷えが強かったり、血行不良が強い場合に、光線治療の刺激で血管が十分に広がらない場合に血管のすぐ横にある知覚神経を刺激する場合があり、このような時に拍動性の痛みを感じることがあります。
これらの現象は特に関節部に多く見られます。
また、腹部や背中など普段、日光に当たる機会が少ない部位は耐光性に乏しいため治療初期に違和感を感じることがあります。
基礎体力不足の場合は、頭痛、動悸、疲労感を感じることがあります。
いずれの場合も、症状や病状の悪化を示すものではなく、光線治療に慣れれば解消します。

陽性反応が出た場合には1週間程度は30分間以内の照射時間で行います。
炎症や腫れにも光線照射を行ってもいいですか。というご質問です。
炎症や腫れは冷やすものと考えられていますが、たんぽぽの臨床では、その日から光線照射を行う場合がほとんどです。
からだが自然治癒力によって血行をよくしたり、炎症を起こしたりしているので痛みが出ます。
炎症物質には血管拡張作用、神経刺激作用などがあります。
光線照射は、血管拡張作用や神経刺激作用などの血行促進と炎症促進の炎症反応を後押しします。
一時的に痛みが強くなったり、新たな痛みが出たりしますが、結果的には炎症が早く治まり、顕著な鎮痛につながります。
これがなかなか理解できないと、しっかり治せません(-_-)炎症や腫れの場合、痛みが引くまで患部に光線照射を2~3時間連続照射することもあります。
わからないことは、いつでもお問い合わせしてください。
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