なかなか寝付けない不眠症に可視総合光線療法

理論と治験P298
不眠症の光線治療
●以前から明らかな原因疾患がある場合の不眠

治療用カーボン
各疾患に合った部位に光線照射を行います。さらに、不眠時には、就床あるいは夜間覚醒時に集光器を使用せずに、両足裏部と両膝部、1号集光器を使用して後頭部または2号集光器を使用して左右咽喉部と前額部のいずれかを各5~10分間照射します。
●とりたてからだの異常がないときの不眠
治療用カーボン
3000-5000番、5002-5002番、または3002-5000番
を用います。
「不眠症 60歳 女性」
55歳ぐらいから毎年秋(11月頃)になると、うつ病のように不眠、憂鬱、肩こり、食欲不振、頭痛などの症状が現れた。夜間は頻回に目が覚め、その都度トイレに行く状態であった。
不眠に対する治療を希望し、光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3001-5000番
の治療用カーボンを使用し、眼・鼻部照射。距離は1m離して行い、照射時間は30分間。
季節性のうつ病であるので、光線療法による光療法を毎日午前中に行った。
2週間ほど治療したところで、よく眠れるようになり、1カ月間治療を続けた。その後は、たいへんよく眠れるようになっている。
「不眠症 74歳 女性」
3年来不眠が続いていた。3時間ぐらいは眠れるが、その後眠れなかった。夫(脳梗塞)の看病がたいへんで疲れがとれず、頑固な便秘もあった。肩こりも強く、高血圧で降圧剤を服用中であった。
光線治療
3002-5000番
の治療用カーボンを使用し、両足裏部・腓腹筋部・両膝部・後大腿部・腹部・後頭部・左右咽喉部照射。
光線照射時間は両足裏部10分間、腓腹筋部・両膝部・後大腿部・腹部・後頭部・左右咽喉部各5分間。
治療2カ月後、4時間ぐらい眠れるようになった。治療4カ月後、5~6時間眠れるようになり、夫に起こされてもすぐに寝付けるようになった。
光線療法のカーボン組み合わせや取り扱い方法などわからないことはこちらまでお問い合わせください。
光線療法の動画はこちらよりご覧ください。

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